2010年04月28日

shibuya.trac 第6回勉強会

「blogを書くまでが勉強会ですよー」ということで、感想など。

今年の頭から少し勉強会に顔を出していこうということで、MicroSoftさん主催のAgile Dayきっかけで、shibuya.tracに参加させて頂きました。

名前から想像するにTracの勉強会なんですが、Tracは既にきっかけでしかなくって、みなさんの現場の改善活動を見せてもらっている感じでした。

以下、各セッション毎に。

1.滝の中でバーンダウン

@kanu_さんのセッション。ウォーターフォールの中でTracとバーンダウンのプラグインを利用して、遅れの可視化や、リスケの情報として使うお話。

従来手法ではガントチャートを用いて進捗管理しますが(私も昔やりました)、あれって意外と遅れがはっきりしないというか、線がぐちゃぐちゃになってしまってよくわからない事態になります。そこにバーンダウンを活用すると、ここのタスクの予想開始日、完了日と実際の開始日、完了日の差異から遅れが検知しやすくなるという仕掛け。実際のグラフも見せていただきましたが、確かに誰が見ても遅れがはっきりとわかる素晴らしいグラフになってしました。

自分のチームで考えると、一見WF的ではあるもののタスクが途中追加されたりしてるので、事例のグラフのようには綺麗にはいかないなーとは思いましたが、チャンスがあれば試してみたい面白い手法だなと思いました。

2.Tracでアジャイルな開発を可視化する

@ryuzeeさんのセッション。Scrumの中でTracをどう活用しているかのお話。

Tracやどのような各種Plug-inを使うかとか。アナログな情報はデジタルに清書しようとせず、デジカメで撮ったホワイトボードをそのままWikiに張って置けばよいとか。実体験に基づいたTipsが大変貴重でした。後半はAgiloの紹介で一番に使用理由が「ストーリーとタスクの階層化」。これはRedmineやTracを試用した際に、現実に自分の管理している手法(紙でやってます)と比較して一番辛いなぁと思っていた部分なので、凄く共感&Agiloに興味が持てました。

ただ、自分のチームだと平常業務がScrumからは遠い感じ(割り込み駆動主体)なので、Scrumにビシッと最適化されてしまっているAgiloはちょっと導入しにくいのでやっぱりTracで地道に...と思った次第。

あと、始めの方で話があったのですが、「情報のアクセシビリティを高めることが大事」というのは非常に共感できる一言でした。

3.かんばんとスクラム

@kompiroさんのセッション。InfoQの「かんばんとスクラム」のmini-bookをこんぴろさんが翻訳したよ(今週中には公開されるだろうとのこと)というところから「かんばん」の紹介。

個人的に「かんばん」は名前こそ知っていたもののあまり勉強はしてなかったのですが、WIPという考え方を含めて考えると保守フェーズで非常に使える考え方だということが良くわかりました。ちょっとまだ具体的に自分のところでどう使えるかはイメージできてませんが、非常に興味がわきました。日本語版が公開されたら早速読んでみようと思います。

本日のプレゼンの資料は公開されないそうですが、SlideShareにある「Kanban vs Scrum」が取っ掛かりにお勧めだそうです。(私はまだ見てないです)

ところで「かんばん」だと、割とアナログに付箋紙であることが多いイメージなんですが、デジタルなツールってないんすかね。

4.こんどこそTracではじめるスクラム開発

@kawagutiさんのセッション...ではなく、隣の会議室で開催されていたAgile Japanの再公演会場から@kkdさんと@shibukawaさんが招待され、緊急セッションw

@kkdさんはTracでBzrを動かしたよという話。Bzrがなぜ優れているかを語って頂けました。ちょっと面白かったのはネットワークが分断されている環境では分散SCMなBzrが使えるけど、Tracって分散してないからそういう環境で使えないよねって話。そういう環境もあるんだというのが、将来参考になりそうな印象でした。

@shibukawaさんはSphinxの話。Sphinxというものを初めて知ったのですが、要は現代版のTeXで、Restructure Text(Wikiのようなもの)からPDF等への変換ができるもの。PythonのDocumentがこいつで作られているそうです。ざっくり概要だけお話して頂いたのですが、凄く興味わきました。明日ちょっと使ってみようと思います。

という感じで勉強会は終了。となりのAgile Japanの再演も気になるところでしたが、こちらはこちらで凄く楽しくて身になるお話が盛りだくさんでした。

全体を通しての感想ですが、ビアバッシュ形式の勉強会は初めてだったのですが、ビールを飲んだりしながらリラックスして参加できるのは凄くいいですね。とても気に入りました。あと、個人的にちょっと失敗したのは同席した方とご挨拶が出来なかったこと、最近Workshop形式の勉強会が多かったので油断してたら、ご挨拶のタイミングを失ってしまいました。講師の方とだけでなく、参加者同士のコミュニケーションも重要だと最近思っているのでちょっと残念&反省でした。

最後に発表者の皆様、そしてこのような勉強会を開催していただいた主催者の皆様、どうもありがとうございました。また、次回もよろしくお願いします。
posted by らぢゅん at 01:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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