
歴史に残る名作!
今日は地味に自分の誕生日だったので、待望の「Sound of Music」を観に秋劇場まで行ってきました。
予告編を見て以来、この日のために事前に映画を3回くらい見たり、今回の公演の基になっているロイドウェバー版のCDを毎日聞いたりして事前の予習はバッチリ。四季オフィシャルサイトのリハーサル映像なども見て、テンション上げまくってました。
平日なので会場到着はぎりぎり。ロビーを見て回る余裕もなく着席。今日はC席だったので2階の奥。距離は遠いものの見辛いと思うことは余りありませんでした。
予習の効果がありすぎたのか、開始数分の「The Sound of Music」から既に涙。「My Favorite Things」「Sixteen Going on Seventeen」「Do-Re-Mi」「The Lonely Goatherd」と畳み掛ける様に名曲が流れまくりで涙腺開放状態。
曲が良いだけでなく俳優さんの演技も、まだ開幕から間がない割に既にいいレベル。井上マリア、鈴木トラップは勿論のこと、谷口リーズル、そして6人の子役たちの素晴らしい演技に泣かされます。特に、一番小さな西山グレーテルは「子役ってずるい」って思うくらい可愛い演技でした。
ミュージカル版は初めて観たので、シナリオや曲の使われ方が若干違うのも興味深く楽しめました。ALW版はオリジナルのミュージカルと若干変えているらしいのですが、どの辺りが違うのかは定かではありません。また、ALW版がベースの四季版も子役の出演時間の都合(21時以降は働いちゃダメ)で2曲カットされてました。ストーリーに影響するようなカットではないですが、エルザ婦人とマックスの出番が減ったのは少し残念。
映画の歌声で慣れてしまっているので日本語の歌詞がどれくらいマイナスになるかも気になっていたのですが、どの曲も比較的自然で危ういフレーズは英語のまま残していたので、ほとんど気になりませんでした。カタカナ発音的な問題で「サウンドオブミュージックのク」や「エーデルワイスのス」の発音が気になったのですが、これはまぁ仕方ないかなというレベルです。
唯一残念だったのは、「The Sound of Music」を歌うシーンの舞台がロンドン公演と違ったところ、ロンドン公演では広い斜面の裸足で走り回るのがとても印象的だったのですが、四季版では劇場の狭さからか割と普通な舞台になってました。山の広さがちょっと表現し切れてない感じです。あれ観たかったんだけどなー。
もともと大好きな作品なのでかなり評価甘いですが、それを踏まえても色々な人にお勧めできる素晴らしい作品だと思います。今までミュージカルを見たことない人も是非一度見てもらいたい。ミュージカルの楽しさのすべてが詰まってる。そんな作品です。
さー、来月も見るぞー。
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