2010年04月21日

The Sound of Music / 劇団四季



歴史に残る名作!

今日は地味に自分の誕生日だったので、待望の「Sound of Music」を観に秋劇場まで行ってきました。

予告編を見て以来、この日のために事前に映画を3回くらい見たり、今回の公演の基になっているロイドウェバー版のCDを毎日聞いたりして事前の予習はバッチリ。四季オフィシャルサイトのリハーサル映像なども見て、テンション上げまくってました。

平日なので会場到着はぎりぎり。ロビーを見て回る余裕もなく着席。今日はC席だったので2階の奥。距離は遠いものの見辛いと思うことは余りありませんでした。

予習の効果がありすぎたのか、開始数分の「The Sound of Music」から既に涙。「My Favorite Things」「Sixteen Going on Seventeen」「Do-Re-Mi」「The Lonely Goatherd」と畳み掛ける様に名曲が流れまくりで涙腺開放状態。

曲が良いだけでなく俳優さんの演技も、まだ開幕から間がない割に既にいいレベル。井上マリア、鈴木トラップは勿論のこと、谷口リーズル、そして6人の子役たちの素晴らしい演技に泣かされます。特に、一番小さな西山グレーテルは「子役ってずるい」って思うくらい可愛い演技でした。

ミュージカル版は初めて観たので、シナリオや曲の使われ方が若干違うのも興味深く楽しめました。ALW版はオリジナルのミュージカルと若干変えているらしいのですが、どの辺りが違うのかは定かではありません。また、ALW版がベースの四季版も子役の出演時間の都合(21時以降は働いちゃダメ)で2曲カットされてました。ストーリーに影響するようなカットではないですが、エルザ婦人とマックスの出番が減ったのは少し残念。

映画の歌声で慣れてしまっているので日本語の歌詞がどれくらいマイナスになるかも気になっていたのですが、どの曲も比較的自然で危ういフレーズは英語のまま残していたので、ほとんど気になりませんでした。カタカナ発音的な問題で「サウンドオブミュージックのク」や「エーデルワイスのス」の発音が気になったのですが、これはまぁ仕方ないかなというレベルです。

唯一残念だったのは、「The Sound of Music」を歌うシーンの舞台がロンドン公演と違ったところ、ロンドン公演では広い斜面の裸足で走り回るのがとても印象的だったのですが、四季版では劇場の狭さからか割と普通な舞台になってました。山の広さがちょっと表現し切れてない感じです。あれ観たかったんだけどなー。

もともと大好きな作品なのでかなり評価甘いですが、それを踏まえても色々な人にお勧めできる素晴らしい作品だと思います。今までミュージカルを見たことない人も是非一度見てもらいたい。ミュージカルの楽しさのすべてが詰まってる。そんな作品です。

さー、来月も見るぞー。

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2010年03月10日

エビータ 自由劇場(2) / 劇団四季

エビータが面白くなってきた。

どうしても野村エビータを見たくての2回目。でもやっぱり秋エビでした。

しかし、内容は今まで見た中で一番と言っても良いくらいの出来。秋夢子さんのエビータは低音が弱いのと、裏声との切り替わりで音量が変化してしまうのが少し残念ですが、全体的に力強さが表現されていたと思います。芝チェも絶好調。前回とは比べ物にならない歌声で大満足。アンサンブルの声と踊りも自由劇場のサイズに上手く合ってきたみたいで、「金はでていく湯水のように」のシーンが今まで見た中で一番の出来でした。

その分気になるのが新演出になってからのエンディング。「エビータとチェのワルツ」以降の流れが、ちょっとモッサリしていて眠くなります。具体的に違いを覚えてはいないのですが、前回秋劇場でやっていた時の演出の方が良かった感じ。

エビータも通算3回観たら大分耳が慣れてきました。ロイドウェバーの中では個人的にあまりピンと来ない作品だったのですが、今回は随分引き込まれた感じです。今期はこれでお終いですが、次回開催時にも是非行きたい作品になりました。
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2010年03月06日

Crazy for You / 劇団四季

まさにミュージカル!

ガーシュウィンの名曲を寄せ集めて作ったミュージカル。というと聞こえは悪いですが、作品自体の出来栄えは素晴らしいもの。

タップダンスを主体とした作品で、ストーリーよりも歌よりも、もうとにかくダンスが素敵過ぎる!主演のボビー役を演じた加藤敬二さんの踊りが切れる切れる。見ているほとんどのミュージカルが、歌が主体の作品ばかりなので、これは新鮮でした。楽しくってしょうがない。

ポリーの木村花代さんも歌は多少微妙でしたが、いい踊りと演技でした。男性アンサンブル陣が全体的にレベル高かったのも良かったです。

千秋楽が3/20なので余り期間はないですが、素敵な作品なので是非見て欲しいなぁと思いました。私は3/16にもう一度鑑賞する予定です。

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2010年02月13日

エビータ 自由劇場(1) / 劇団四季



自由劇場はちょっと狭いかな。

自由劇場での上演となる今回の公演。今まで何回も劇団四季の公演を見ているものの大御所の野村玲子さんが出演されている作品を一度も見たことがないので、これはと思い観に行ってみました。

残念ながらエビータは野村さんではなく秋夢子さん。決して悪くはなかったけど、ちょっと線が細いというか野心に満ち溢れた感が弱いなと思いました。歌とか芝居とかというより、持ってるキャラクターの問題っぽくもあるので仕方ないかな。

芝チェはちょっと調子が悪かったのか、前半余り声が出ず、後半持ち直した感じ。本調子なら素晴らしいのにこれもちょっと残念。

アンサンブルも歌も微妙でしたが、ダンスがどうも自由劇場のサイズで調整できてないみたいで窮屈そうでした。

全体的に見たら結構いいまとまりなんですが、要所要所残念な感じ。野村さん狙いでもう一度チャレンジすることにしたので、その時に期待します。
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2010年01月23日

Cats 横浜公演(2)

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2回目の横浜キャッツ。今日は息子も一緒です。

キャストは少し変更になってましたが、レベルは前回よりもかなり高くなってます。歌も悪くないしダンスもわりかし切れていて、見ていて気持ち良いです。

特に、マンカストラップ、ジェニエニドッツ、ミストフェリーズ、タガー辺りが今日は良い感じでした。ミストフェリーズは見せ所のスピンが素晴らしかったです。

ちょっと難点があるとすれば、録音で流している伴奏のテンポ。歌パートが早目になっていて、口が回らなくなりかけている人がいました。皆さん歌はうまかったのでゆっくりでも全然良かったのに、ちょっと残念。

あと、今回も客席のおばちゃんがちょっと残念な感じ。お願いですから、芝居が始まったらすぐ口閉じて下さい。初めてミュージカルを見に来た人の比率が多そうなので仕方がないですが、折角来たんだからじっくり楽しんで欲しいなぁ。

そうは言っても今回の公演のレベルの高いことに変わりはありません。正直、「五反田公演って何だったの?」って思うくらい素晴らしいパフォーマンス。キャッツを見たことがない人はもちろん、横浜公演未体験の人も是非ご覧あれ。

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2009年12月26日

West Side Story / 劇団四季


ミュージカルの金字塔なんだけど。こじんまり。

ミュージカルを良く見に行くようになって7年くらいなのですが、ブロードウェイミュージカルの基本中の基本みたいな本作品を一度も見ていなかったので見に行くことに。

会場は四季劇場秋だったのですが、隣のライオンキングは入場するだけでも大行列なのに対して、WSSは閑散とした雰囲気。もう11年も上演しているのに、ライオンキングはいまだに大人気なんですね。なんでだろ。

内容的には、ロミオとジュリエットのアメリカ版と言った感じで平凡と言えば平凡。でも、バーンスタインの楽曲が見事。特に「Tonight」「America」はしびれます。普段は良くこける四季の演奏も、多少のミスはあるものの致命的なミスもないので結構安心して聞けました。

舞台の俳優陣も演技の質は悪くなかったです。一部開口法が気になる部分はありましたが、良かったと思います。ただ、全体的に目立つ俳優さんがいなくて、舞台に花がないというか派手さにかける舞台でした。実力は高めだったので、もっとはっちゃけた演技で魅せて欲しかった。

特にアニタ役の樋口さん。私の目が節穴だったのもありますが、二幕が始まるまでアニタが樋口さんだと気づきませんでした(^^;個人的に好感を持っている俳優さんなので、もっと目立って欲しいなぁと思いました。

今回は1/11で千秋楽ですが、次回公演のあるときは是非四季流の思い切ったWSSを期待します。

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2009年12月10日

君の心臓の鼓動が聞こえる場所 / 演劇集団キャラメルボックス



Live Spireです。明日が最終日なんで、ぎりぎり見てきました。

しがない脚本家の父親の前に、14年前に別れたきりの娘が突然現れて「私、小説家になりたいの」というところから始まるストーリー。父親と娘の思いが一杯詰まった素敵な作品でした。

主演の黒川智花さんはこの作品が初舞台。発声がちょっと不自然だったりもしますが、まぁそこはご愛嬌。演技自体はとても良かったです。もちろんキャラメルの皆さんはいつも通りの好演技。

後半、張っていた伏線が解き明かされてくるにつれ、涙腺緩みっぱなしでした。何でしょう、自分も娘を持つ父親だからなのかな。色々考えたら涙出っ放し。一人で来て良かった(^^;;

残念ながらLiveSpireでの上演は明日で終わりなので、見たい方は明日有休とって劇場へ。DVD化はされてないようですが、劇場公開終わったらされるのかなぁ。

公式サイト:http://www.livespire.jp/kimikodou/
posted by らぢゅん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Musical / Stage | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月01日

Cats 横浜公演(1)

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すいません、例によって今日ではなく11/26のお話。

五反田閉幕から半年、横浜に移転したCatsを早速見てきました。場所はみなとみらい線の新高島からすぐ。横浜からでも15分くらいの比較的アクセスのいい場所です。

新しい舞台は2階席がなくなり、窮屈な感じがなくなりました。ただし、舞台は少し狭くなった印象。かみさんに言わせるとこのくらいの狭さがもともとのキャッツの舞台とのこと。

五反田とはキャストがかなり変わっています。特に女優陣は知らない方がほとんど。唯一知っていたのはジェミマ役の金平真弥さん。「春の目覚め」でのイルゼ役が素晴らしくて記憶にある方です。

肝心の舞台。細かいところは色々あるものの、五反田時代よりはレベルが高いと感じました。特に俳優陣は演技・歌・ダンス、どれをとってもレベルが水準以上で、見ていて不安のない舞台でした。

ただし、まだ開演直後だからか音響がこなれておらず、歌が舞台中に響かなかったり、ワイアレスマイクが外部の電波(おそらくトラックの不法無線)でノイズを拾ったりで、折角の演技をスポイルしてしまってました。また、俳優陣も個人個人のレベルは高いものの、特に全員でダンスをするシーンでは、まだ息があっていない部分が多々見えており、演技が多少小さくなってしまっている印象です。

この辺りは、公演を重ねることで良くなってくると思います。もう1、2ヶ月した辺りが見ごろでしょうか。

今回、注目したのはやはり金平さん。ジェミマは比較的地味な役なのですが、歌やダンスシーンの度に注目してしまいました。全体的に良い演技でとても満足。個人的には暫く注目させて頂きたい女優さんです。かみさんはシラバブ役の五所さんが良かったようで、「将来、四季の看板女優になる」と言い切ってました(^^;

まだ始まったばかりですが、好発進の横浜キャッツ。ロングランになりそうですが、まだまだ俳優陣が元気な今のうちに見ることをおすすめします。

次は年明け1月に鑑賞予定です。続きを読む
posted by らぢゅん at 02:44| Comment(0) | TrackBack(0) | Musical / Stage | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月17日

アイーダ(1回目)

濱田さんは最高だったが、後は微妙...

ウィキッドのロングランが終わり、関西地方ばかりでなかなか東京に来なかったアイーダがついに東京に。ってことで、とにもかくにも見に行きました。急いで行ったのは、まだ一度も見たことのない濱田さんの演技を見たかったから。

内容はロミオとジュリエットinエジプトとか言っておけばいいでしょうか。難しい話ではないので初見でもストーリーに振り回されずに見ることが出来ます。

今回は良い席が取れなくて2階席後方だったのですが、そんな条件の悪い席でも濱田さんの歌声は素晴らしく響き渡ってきました。正直歌声だけで泣かされます。ソロももちろん素晴らしいし、二人以上でのハモリも、相手に合わせつつ実力の違いを見せ付ける力強さ。この人で、ウィキッドが見られなかったのが本当に残念に思えました。

しかし、良かったのは濱田さんだけ。脚本も音楽もなんだかパッとしない上、ラダメス将軍は声が通らないし、アムネリスは伸びが今一つ。将軍の父はオズ陛下だったんですが、オズが抜け切れない感じでおとぼけ気味。ファラオはディラモンド先生丸出しだし。アイーダが濱田さんじゃなかったらこの作品一体どういうことになるの?もしかして、だから東京でなかなか公演しなかったの?と不安になるくらいのがっかり感でした。

後日、1階席のチケットも既に購入済みなのですが、大いに不安です。次までにレベルが上がってるといいなぁ...

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2009年08月25日

レント ライヴ・オン・ブロードウェイ [Blu-ray]

レント ライヴ・オン・ブロードウェイ [Blu-ray]オリジナルキャストが見たかったよ。

RENT続きます。今度は去年行われたBroadwayでの最終公演のBlu-rayです。休憩時間まで含めてノーカットという良くわからないこだわりもありますが、舞台の雰囲気はうまく伝わる映像になっています。生の舞台の感動を呼び起こすには十分すぎ。メイキングを見たところ、ある日の公演をフリーランで撮ったのではなくて、Blu-ray(DVD)化するために撮影したものみたいですが、ライブ感は損なわれていないと思います。

本編もさることながら特典映像もRENT最終公演にまつわる色々なエピソードが収録されていてとても楽しめる内容です。

Blu-rayの再生環境を持っている人なら当然Blu-rayをお勧めしますが、DVD版も出ているので興味のある人は是非どうぞ。一度見て損はない作品だと思います。

唯一つだけ惜しいのは、ファイナルなのでオリジナルキャストではないということ。あくまでも個人的な欲望ですが、オリジナルキャストの舞台も見たかったなぁと思いました。
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2009年08月14日

RENT

ブロードウェイのクオリティを日本で体験。
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映画化もされ、ブロードウェイで10年以上のロングランを誇っている「RENT」。今回、主役の二人がオリジナルキャストという、おそらくもう二度とないだろう公演が行われると言うことで観てきました。

イーストビレッジに住むボヘミアンの一年間のを綴った話で、(当時としては画期的な)エイズや同性愛、ドラッグなどの問題を取り上げていることが特徴の作品です。

エイズや同性愛が一つのテーマと言うことで、見る前は堅苦しくて重苦しい作品なのかと思っていたのですが、そのようなことは全然なく、エンターテイメントとして十分に楽しめる作品です(もちろん主題は重いのですが)。

とにかく凄かったのが出演者の歌唱力で、もの凄いパワーに圧倒させられっぱなしでした。前日のコーラスラインもかなりレベルは高かったのですが、こちらは曲自体がパワフルなので、(個人的には)余計に歌のうまさが分かりやすく伝わってきます。まさにブロードウェイのクオリティそのものと言った感じ。その中でも特に主演の二人の思いが詰まった歌声は、心に響く素晴らしいものでした。

見る側の問題ですが、初見の為、ついストーリーを追ったり、日本語字幕を見てしまい、若干「RENT」の世界に入りきれなかったのが残念。出来ればストーリーを把握した今、もう一度改めて見てみたい気持ちで一杯です(8/30までなのでいけるかどうか微妙ですが)。

オリジナルの主役が出る公演は、もうなかなかないと思いますので、興味のある方はこの機会に絶対に見に行った方がいいと思います。
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2009年08月13日

A Chorus Line

名作なんだろうけど、今一つ乗り切れず。
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Bunkamuraで昨日から始まった「コーラスライン」。ミュージカルでこれを見てないのはおかしいでしょーと言ったノリで見に行きました。

内容は17人のダンサーが舞台のオーディションを通じて、それぞれの人生を赤裸々に語る物語。色々あってダンスしか残されていない、ダンスに掛ける人の思いを見ることが出来る作品です。

芝居や踊り歌はとても素敵で、日本では敵わないだろうなというレベル。音楽も有名な「ONE」以外にも結構いい曲が多かったのですが、なんとなく乗り切れない。

思ったのが、それぞれの曲が短すぎると言うかあっさりしているので、乗り切る前に終わってしまう(そして意外と普通に台詞をしゃべる部分が多い)という点。もう一つは、自分の問題なのですが初見なのでストーリーを追ってしまい、リラックスして歌とダンスを見ることが出来なかった点が影響して乗り切れなかったのかと思います。もう一つ加えるなら席がちょっと遠すぎた(1階席の30列目)かなと言う気も。

せめて事前に映画か、劇団四季の公演を見ておければ、もう少し印象が変わったのかもしれません。ちょっともったいなかったかも。

公演終了後には、初演からこの舞台に携わっているバイヨーク・リーさんと出演者2名によるトークショーも開催されました。大した内容ではないものの、コーラスライン、そして舞台に掛ける意気込みのようなものが伝わってきました。

もう少し、コーラスラインの世界を理解したら、また見たいなと思います。

公式サイト:
http://www.acl2009.jp/

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2009年08月08日

BlueManGroup in Tokyo(3回目)

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千秋楽も決まってしまったと言うことで、おそらく最後になるだろうBMGの観劇に行ってきました。

今回は日本公演では初のポンチョシート。NYでは体験していたのですが、日本でも一度くらいはと言うことでチケットとって見ました。2列目左よりの通路側です。

席に着くなり、スタッフさんが「かばんをビニール袋に入れてください」、「ひざから下もビニールかけてください」、「ポンチョの袖口は縛ってください」と入念な防御を指示してきます。「えー、そんなにくんのー?NYではちょー適当だったのに」と思いながらも指示に従います。

いつものように開演、ポンチョが必要になるシーンに差し掛かると、わー飛んできたきた!4列目を超えてポンチョじゃない5列目まで勢いよく飛んでました。私も通路側だったので、舞台から直線で食らいました。防御重要。

今回は比較的年齢層の高い、というかおばあちゃんが多かったので、観客巻き込んで楽しむシーンの盛り上がりに偏り(笑いは盛り上がるが、音楽系は無反応)がありましたが、NY公演以来、久々に間近で見れて楽しかったです。

観客動員が芳しくなかったからなのか、土地の利用期限の問題なのかは分かりませんが、また日本で見られなくなるのはちょっと残念。息子にも見せてあげたかったのですが、見せるとしたらNY公演になっちゃいそうです。

良いのか悪いのか、まだチケットはありそうなので、見ていない方、もう一度見たい方はお早めにどうぞ。
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2009年07月23日

光の帝国 / 演劇集団キャラメルボックス

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これはアリ。

恩田陸の原作を今年の始めにキャラメルボックスが舞台にしたものを映像として映画館で公開したものです(ややこしい)。

原作は非常にあっさりした短編ですが、上手に膨らましてます。1時間と言う短い時間の中に、笑と涙とちょっとしたメッセージが上手くミックスされてます。

こういうのを見せつけられると、キャラメルボックスを観たくなりますね。さすがです。

もう一つの作品「すべての風景の中にあなたがいます」も観たいなあ。
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2009年07月12日

春のめざめ

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ステージシートは良かったが、正直お薦めしない。

ちょっと前になりますが6/27に劇団四季の新作「春のめざめ」を見てきました。

3月のウィキッド鑑賞の際にロビーで流れていた予告編を見て以来、気になって気になってしょうがなかった作品。しかも、今回はステージシートと言うステージ上に設定された座席での鑑賞。期待が高まります。自由劇場での鑑賞も今回が初めてです。

チケットを持って入場すると、係の人の案内で横で待たされ、ステージシートについての諸注意を受けます。主な注意は、
  • 荷物の持ち込みは禁止(専用のロッカーに預ける)

  • 目立つ服の人は劇場が用意したパーカー着用

  • 上演中は原則トイレなどに立てない(急な腹痛などは係の人が対応)
などです。あと、集合時間も少し早めです。

ロッカーに荷物を預けステージの前まで行くと、こちらでも係のお姉さんが対応、席まで案内してくれます。このお姉さんは上演中もステージシートにお客さんと一緒に座り、トラブルなどの対応にあたってくれます。

ステージシートに座った第一印象ですが、とにかく舞台の中なので、大道具や小道具、演奏に使う楽器などを間近に見ることが出来、その作りの細かさに感心します。また、普段見ることが出来ない通常の席に座る観客を見ながら鑑賞すると言うのも新鮮です。

あちこちきょろきょろしているうちに上演開始。わたしとかみさんが座った席の両隣が空席だったのですが、始まるとすぐに出演者が自然に着席。この舞台は上演中、出演者は演技していない間も袖に引っ込まずにステージシートの観客と一緒に鑑賞したり、マイクを取り出し立ち上がってアンサンブルを始めたりするんです。これはちょっと面白い。

ステージシートが設定されている舞台は初めてだったので、興味本位で取ってみましたが、なかなか悪くない選択だったかなと思います。

さて、ここからが本題で中身の話ですが、正直今まで見た劇団四季の演目の中で一二を争う酷さ。まず役者全体に声が全く出てない、ステージシートという舞台上にいる観客がマイクの音を通して歌を聴いている状態。隣で歌っている役者の声すらまともに聞こえてこない。ハモる場面になるとどんどん声が小さくなる。この段階で終わってます。また、この作品は、細かいニュアンスよりは若者のパワーを存分に発揮した芝居や歌が必要と個人的には思うのですが、今言った歌もそうだし、芝居にもパワーが感じられないため、話の主題が伝わってこないままにエンディングを迎えてしまった感があります。

それでもいくつか救いだったのは、ゲオルグ役の白瀬さんとイルゼ役の金平さんがそこそこ良い演技と歌を披露していたのと、大人の男性と女性役の都築さんと田代さんの演技力の高さ、特に田代さんの厳格な教師役からちょっと危ない感じのお父さんへの一瞬の豹変ぶりが秀逸でした。

あと、ステージシートは下手のピアノに近い席だったのですが、「My Junk」の時に目の前で繰り広げられるゲオルグとピアノの女教師のはじけっぷりが笑えました。明らかに悪ノリしてました。

まぁとにかく、そこそこ楽しめはしたものの、人にはちょっと勧められないし、リピートしてみる気も起こらない作品でした。本当は一度通常のS席でも見たいのですが、あの内容に8000円とか払う気が起きなくて悩み中です。おけぴで半額チケットでも出たら見ようかなぁと言った感じ。

BroadwayかWestEndで見てみたいところですが、どちらも既にClose。とりあえず、原作くらいは読んでみようかな。
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posted by らぢゅん at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Musical / Stage | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月03日

「春のめざめ」も千秋楽決定

http://www.shiki.gr.jp/navi02/news/006486.html

あわわ、9/5でおしまいだそうです。半年持たなかったですね。まだ感想書いてないですが、どう書こうか悩むくらい微妙な作品だったので致し方ないですね。音楽は結構好きなんですけど。

BroadwayもWest Endも長続きしなかったので、こんなもんといえばこんなもんか。
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2009年07月02日

Blue Man Group in Tokyo千秋楽決定

名残惜しいですが、11/29で閉幕することになったそうです。



最後にもう一回見に行こう。
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2009年05月25日

容疑者Xの献身(演劇集団キャラメルボックス)

原作の弱点は克服できない。

5/20にサンシャイン劇場で見てきました。別に「容疑者Xの献身」が見たかったのではなく、「演劇集団キャラメルボックス」の芝居がこの時期にどうしても見たかっただけで、内容はたまたま。

正直、原作も映画も相性悪かったので悩んだんですが「キャラメルボックスなら作品の違った一面が見えるかも」という期待を込めて見てみる事にしました。

結論から言うと、「やっぱりダメ」。

俳優さん達の演技は良かったし、脚本も悪くなかったし、重たい話なのにクスッと笑えるところも良かった。でもそれだけ。

やはり原作の全体に広がる平坦な感じが自分には辛くて、きっと最後の献身の意味が分かったところで「がーん」ってくるのでしょうけど、自分には「あ、そう」程度の結末でしかなく、ただ淡々と終わりを迎えただけという印象でした。

今回はキャラメル得意のダンスシーンもないし、音楽も終始地味で印象が薄いのも、あえてやっているとは言え自分にはマイナスポイントでした。

初めての生キャラメルだったのに、出だしから躓いてしまった感じです。次の作品を見てマイナスイメージを払拭したいのですが、暫くはないかなぁ。チケットも高いしなぁ。気が向いたら「ノーチラス」辺りを当日半額狙いで行って見ようかなぁ。くらいテンション下がっちゃいました。

今回の反省。「原作が苦手なのに無理して見ない」

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2009年05月11日

春のめざめ新作PV


ウィキッドのロビーで見た新作のPVがYouTubeにもあがってました。こうやって劇団自らがマメに動画を公開してくれるのはとてもありがたいことです。ウィキッドの時はPVのお陰で(あまりにもひどくて)見る時期が遅くなったのですが、春のめざめは最初からかなりいい出来なので、ますます期待が高まります。うー、六月まで待てるかなぁ。
posted by らぢゅん at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | Musical / Stage | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月10日

ウィキッド(3回目)

濱田エルファバ狙いで5/9昼公演観劇。

今回こそは!...と思ったのですが、残念新しい人(江畑さん)でした。グリンダは沼尾さんなので一安心。

座席は若干端でしたが13列目だったので、出演者の表情が今までより良く見えました...が多少それがあだになった面も。

今回の一番のポイントはもちろん江畑エルファバ。前半は調子が悪かったのか、声は伸びないし曲の入りの一音が必ずはずしちゃって、「What this feeling」なんて、かなりがっかりな出来だったんですが、一幕終わりの「Defying gravity」でようやく調子が出てきたらしく、樋口エルファバにも負けないくらいのいい歌を披露してくれました。以降、二幕もそこそこ安定した歌になってました。芝居全般はまだまだな感じだけど、まだ若手だし、一生懸命やっている感じなので将来期待出来そうですが、身長がちょっと足らないので、沼尾グリンダと並ぶとバランス悪いのが難点ですね。

沼尾グリンダは安心して楽しめましたが、ちょっと調子が悪かったのか、あまりいい声ではなかったかも。二幕最後の曲でようやくといった感じでした。うーむ。

あと、アンサンブルで音をはずす人も多かったですね。特に最後の曲で「Wicked〜♪」って張り上げるところで一人思いっきり外している人が!沼尾グリンダの頑張りを一瞬で台無しにして残念なエンディングにしちゃった奴。ちょっと表でろ。

さすがに3回目ともなると、見る自分にも余裕が生まれて、脇役の方の演技にも注目することが出来ました。ひとくくりに脇役と言っても、それぞれ与えられたキャラクターがあるわけで、ダンスや集団の演技の中でも、微妙に違う動きをしているのを見て取れ、前2回とはまた違った楽しみも出てきました。中でも有美ミシェールさんは身体的に有利でも合ったのですが、なかなか良い役者さんだなぁと思えました。

さて、とりあえず自分の中ではノルマ達成なのですが、再度濱田エルファバも狙いたいし、駄目だったとしても江畑エルファバの成長も期待できそうなので、千秋楽ちょい前くらいにもう一度行こうかと思います。

例によって、席は悲しいくらい余っているので、まだ見ていない人も一度くらいは見ることをお勧めしますよ。色々文句も書いてますが、見ないともったいないと思える良い作品です。

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posted by らぢゅん at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | Musical / Stage | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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